11月に入りいよいよ寒くなっていく時期になってきました。昼間は暖かくても朝晩は冷えるんですよねぇ。寒がりの自分には辛い季節ですが、釣りには行ってしまうんです。
今日は幸いにも夜になっても暖かい、天も見方してくれているのか、さぁ出撃。
今日の狙いはセイゴにアジ。まだ水温的にアジは釣れるはずなので釣れなくなる前にデータを集めたい。今の水温の感じだと中旬ぐらいまでは釣れそうな感じだ。
暖かな夜だけあって港内はやけに穏やかだった。いつもはゆれている船も静止している。。水面もシーンとしている。うーん、これはアジには辛いかも。
とりあえずセイゴ狙いからスタート。はじめてすぐに追ってくるのを確認。とりあえずセイゴはまぁまぁの反応か。追ってくるが食うまでは至らず。
少しづつ移動して反応がよい場所を探す。始めてから10分ほどたち1匹目ヒット。20cmほどのセイゴだった。
それからすぐに2匹をキャッチ。追ってくるがなかなかヒットにつながらない。ルアーにもコンッと微妙にアタックすることが多くなかなかフッキングまで持ち込めない。
ルアーの選択が悪いのかと考え別のものをいくつか試すがますます反応が悪くなった。しまいにはさっきまで集まっていたセイゴの姿が消えてしまった。急いでもとのルアーに戻すが時既に遅し。セイゴの追いがほとんどなくなってしまった。
やむなく別の狙いをすると軽いあたりがきた。セイゴの引きとは違う。今日初のアジがヒットした。サイズは15cmほど。アジ発見、これで気持ちをアジに切り替えた。
探り歩くとアジのたまっているところを発見。ルアーへアタックはあるがフッキングまでは至らず。ルアーにじゃれている様に見える。追ってくるサイズはかなりいい、20cmアップが群れで追ってくるのだ(15cmほどのもいたが)。この状況を見たら何がなんでもヒットに持ち込ませたい。
数匹フッキングさせたがばらしてしまい、結局この場でヒットさせたのは1匹のみ(20cm)。その場でセイゴはほとんど反応を示さなかった。先へ進む。
歩いていくとセイゴとアジの反応がなかったかわりにメバルが反応してくるようになった。サイズは10cmほどのがほとんどでこれを5匹キャッチ。あたりはもっとあったがどれも小型のものばかりだったようだ。たまに15cmほどのものも顔をだしたがフッキングまでに至らず。表層でも沈めてもあたりがあった。
ある程度の区間を釣ったのでまた戻って様子をみることにした。しかし、アジ、セイゴの反応はよくない。メバルを狙うと今日最大の18cmがヒットしたがその後は続かず。
反応が悪くなったので場所を大きく移動。
しかし、移動した先ではまったく反応がない。セイゴもアジもどこいった。この場は即効で見切りをつけ次へ移動。
釣り人は全くいない。果たして魚はどうなのか?水面に目を向ける。んっ?なんだ。こりゃすごい、アジが群れてる。しかも型がいい。もちろん全てが大きいわけではないがなかには25cmに近いのもいるのではないか。
一気に気合も最高潮。キャストスタート。が、まったく反応を示さない。こんなにいるんだから1匹ぐらい反応してよと思うのだがまったくだめ。追ってくる気配すらない。よーく観察していると水面でパシャパシャしてる。ひょっとしてこれは水面のエサに意識が向いているのかもしれない。そういえば6月ごろにもこういう状況があってエサでも釣れなかった記憶がある。
ルアーのサイズをできるだけ小さくしたり試したがまったく無視である。エサなら釣れそうだったがこの状況だと案外釣れないかもしれない。
それでもキャストをしているとセイゴがヒット。本日最大の25cm。他の場所はどうだろうと近辺を歩いて探りにいった。ところがまったくアジ、セイゴの姿がない。そう、今日に限ってはアジは一極集中。それでまたアジのたまり場に戻った。
またまたアジを狙うが状況変わらず。再びセイゴがヒットしたのみ。
今日はそのセイゴを釣った時点で釣り終了。
アジのデータとともに改めてマッチザベイトの概念を痛感した。もちろん時合いというのも関係していたと思う。両方がうまく一致しないとうまく釣れない。常識といえば常識かもしれないが身をもって感じられるというのはなかなか難しいかもしれない。特になかなか釣れない魚に至ってはそういうチャンスも少ないと思う。
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