仕事から帰り、飯を食べて風呂に入ってのんびり過ごし、今日の目的のシーバスを狙いに県央河川へ出かけた。
車から降りても暖かい。風はほとんどない。

先行者が4人ほどいた。自分が入ろうと思っていた場所には誰もいなかった。潮は上げている。
開始から30分ほど経ち先ほどの4人は帰っていってしまった。貸し切りに。夜釣りの場合、誰かいてくれた方が気が休まるんだけど・・・ しかし、まぁこれで探りながら釣りができるようになったので一番条件のいい場所を見つけるためにも歩いてはキャストをし始めた。
ざっと100ｍほどを探っていった。その間まったくあたりなし。
1時半ぐらいになると風向きが変わった。西よりの風で正面から受けるようになった。 しかも先ほどに比べると冷たい風で肌寒い。

フローティングミノーをメインにしていたがあまりに反応がないのでバイブレーションも試す。しかし、それでも状況は変わらず。3時まで黙々とキャストを続けた。
このまま続けて朝のグッドタイムを迎えるか、それとも場所を変えるべきか？とりあえず魚には出会いたい。
しばらく考えた末、移動を決意。シーバスがだめならバスを狙おうと考えた。
それで暗いうちに別の川へ。
途中朝食を買ったが3時45分には目的地に到着。
まわりはうっすら明るくなってきた。

まずはシーバスも狙ってミノーをセット。今度はバスタックルだけど。
ミノーを投げつづける。うまくいけばバスもでるかも。しかし、二兎を追うものは一兎をも得ずなのか？バスすらかかってこない。
ここで潔くシーバスはあきらめ、バス狙いに変更した。

ミノーからポッパーにチェンジ。
スゴイスプラッシュ（ゲーリー）を結ぶ。ざっと早いテンポで探っていった。まだいまいち水面のルアーが見えない。音だけが頼りだ。その調子でポイントを一通り攻めたが反応がない。
しばらくするとルアーがはっきり見えるようになってきた。今度はじっくり狙える。さっきまでより「間」を多くして狙ってみる。
パシャ、パシャ、シーン・・・ボフッ！！あれっ、でたの。バスがでたのに慌てるどころか、一瞬狐につままれたようにボーっとしてしまい、おもむろに竿を上げた。この間が幸いしたのかしっかりとフッキング。早合わせは禁物ってことですね。目的のお魚についにご対面。37cmのバス。

さらにその付近を狙うとテトラの脇からポフッ！！ワンテンポ遅らせてあわせる。今度もバッチリフッキング。30cmを切るぐらいのバスだ。ありがとさん。
じっくり攻めるのが正解のようだ。

それならあの場所もいいんでないか？そう思う場所があったのでそこにキャスト。一度狙った場所だったが、テンポが速かったので今度はヒットさせたパターンで狙う。
パシャ、パシャ、ストップそしてポーズ。・・・ボフッ！！やはりでた。
今度はかなりのやりて。テトラの中へ潜っていこうとする。そっちじゃない、こっちにおいで。やたらにいい引きをする。あげてはかると41cm。いいバスだ。

その後、攻め残した場所を狙ってみたがルアーは襲われることはなかった。フォローにスピナーベイトをキャストしたがこれにも反応はなかった。
シーバス狙いからバス狙いになったけど、魚の顔が見れたのでよしとしますかね。