今週はじめに吹き荒れた暖かい南風、海水温も14度代、これならイシモチはもう接岸しているでしょってわけで久々のエサ釣り釣行。既に先週の日曜の時点で今日はイシモチと決めていた。19日のうちに釣り始める予定だったが、お腹が下り出遅れ、日が明けてからの釣りとなってしまった。

問題は海の荒れ具合か、最近まで低気圧が太平洋上にいすわっていたのでうねりがどんなもんか？だめそうならメバル釣りに変更でもしようと釣り場を目指す。今日がだめなら明日もあるさ、エサを買っていってしまおうと大洗でエサ調達。佐藤釣具店の500円赤イソメを購入。さぁ、海へ。
国道から海岸沿いに入って駐車場へ。なんと誰もいない。この時期ちらほらと釣り人の姿があるのだが、今日は誰もいない・・・釣れてないのか？
海の状態は思った以上に静かだ。これなら問題なく釣りができそうだ。釣り人がいないことに一抹の不安を抱きながら一人テクテクと歩いていく。突堤にはやはり誰もいなかった。そう自分一人で貸切である。正直、気味悪さもある・・・。

貸切なのでポイントは選びたい放題。自分で一番自信のあるポイントへ入った。最初は浮き下を2ヒロに設定。さぁ、いよいよ釣り開始。2時の方向へキャスト。
波は穏やかな方だがときおりうねりがくる。だが、潮の流れはほとんどない。ウキがゆっくりゆっくりだらだらと動いていく。かなり時間をかけて手前まで流してくる。それを数回繰り返した。
あたらん、いないのか・・・まぁ、今日は1匹でも釣れればいいや。じっくり狙っていこう、魚がいないわけがないし。
続いて10時の方向へキャスト。するとしばらくして、ウキが倒れるように水中へ。んっ、あたりか？とあわせを入れる・・・がかからん。ちょっと待つとまた同じようにウキが動く。あわせる・・・またかからん。またちょっとして今度はウキがパタッと倒れた。食い上げかと思いまたあわせる・・・これまたかからん。ひょっとしてただ単におもりが底についただけなのか。急いで仕掛けを回収し、若干浮き下を浅くした。そんでさきほどの付近にキャスト。しばらく待つとツンッ、スゥーとウキが元気なく水中に入っていった。やっぱりあたりで間違いなかった、今度はようやくフッキングに成功。しっかりと魚の引きが伝わってきた。今季初イシモチは28cm。いやぁいてくれてホッとした。

その頃からさっきまでほとんど流れていなかった潮に勢いがついてきた。おそらくそれがきっかけだったのだと思うがしばらくあたりがよくでるようになった。ただし、1匹釣れたところで連続でかかるということはなく、いろいろなところでポツリポツリとあたるという状況。しかもあたりが渋い。コツッ、コツッ、スーウゥーって感じのあたりばかり。そんでその大半があわせてものらない。2匹目にはこの場所で初のセイゴ。今年はどこにでも出没してくれますなぁ。ひょっとしてこの渋いあたりはみんなこいつのあたりなのか？
あわせをミスりながらもポツリポツリとヒットするようにはなってきた。ちゃんとイシモチだった。ただし、この時期にしてはやけに型が小さいのが混じる。この時期ならではの30アップが釣れない。

そこそこあたりがでていたのだが2時ぐらいになるとうねりが頻繁におしよせるようになってから途端にあたらなくなってしまった。
うんともすんともいわなくなった。どうしたものかと投げる場所を変えたりして試行錯誤。棚を下げてたり、テトラ際を狙ったりでどうにか2匹追加。あたりが忘れた頃にやってくるのでなんとも集中するのが難しい。
テトラ際で釣れたのでしばしその周辺を重点的にチェック。すると何度かあたりがあった。いるにはいるなぁとそのまましばらくしつこく攻めるとようやくヒット。が、あげて姿を確認するとメバルさんではないか。これまたここで釣ったのは初めてだ。さっきまでのテトラ際でのあたりはひょっとしてメバルなのか？

時間の経過とともにあたりがどんどん遠のいていった。たまにあたりらしきコツッという変化がでるだけで豪快にウキを水中にもっていくあたりがでない。ちょこちょこエサが痛んでいくのでエサをかなり消耗してしまっていた。500円赤イソメは量が少ないのである。
3時ごろちょっと浅場狙いで久々に1匹追加。このパターンで釣れるかと期待を持たされるのだが後が続かない。今までの経験ではこういうあたりって結構のせやすかったのだが今日は全然違う。何度空振りしたことか。
そしてついに3時20分ごろエサ切れ。さすがにエサがなくなってしまってはあがきようがない。型を見たので既に満足感はある。

最初は釣れるかどうか絶対の自信がなかったのでどうなることかと思ったがどうにか型をみることができてよかった。空振りが目立ったのが反省点、おそらく気合入れて糸であたりをとるようにすればちょっとは釣果に差がでたと思う。疲れるので今日はやりませんでしたが・・・。