今日は小学生のSと釣りに行く約束だった。気合入れて6時から。
きっと小学生にとってはワクワクなんだろうなぁ。自分もそういう時があったなぁ。いつの間にか連れて行く立場になってもうた。
まずはバス釣りから。しかし、川は雷雨の影響でかなり濁りがきつく、水も増えていた。あまり良くなさそうだ。
やはり渋い。魚っ気がない。増水していいときもあれば悪いときもある。今日は後者のようだ。
ルアーに不慣れなSにはきつい状況だ。バスを見たことないそうなので、1匹は姿を見せたいところ。
ミノー、スピナーベイトと使用するもバスがでてくる気配はない。なら、バズベイトはと水面攻撃を繰り返すがこれまた不発。
ボトム狙いにチェンジ。魚はいないわけがない。どうにかたたきだしたい。
見えないテトラにテキサスリグのワームを打ち込む。いつもよりもテンポを遅くねちっこく探る。
足元が滑るので注意しながら足場を見ていると、ラインがフッと走った。あわせGO。フッキング成功。
36cm、シンも初めて見る魚に興味津々だった。
その後、しばしバス狙いをしていたが厳しい。
ここへ来る途中、エサ釣りの話をしていたので、今度はエサ釣りで川魚を狙うことにした。
Sは川のすぐ近くにすんでいるのでいろいろ場所を知っていた。なので、シンのいうがままに場所移動。バスロッドのまま、エサはミミズで挑戦。ミミズなんて使うの数年ぶりだ。
いつもは簡単に釣れるらしいが濁りと増水のためかいまいちの状況らしい。
それでも仕掛けを入れるたびにあたりはくる。どうも小さなハゼ科の魚のあたりのようだ。
しばらくしてようやく掛かった。6cmほどのマハゼだった。
その後、そのサイズのハゼをポツポツ追加。他の魚も釣れそうだったが、他にはニゴイとチチブがつれたぐらいだった。
あまりいい状況ではなかったので、場所移動。シンのお気に入りの場所へ案内してもらった。今度は別の川。この川は初めてだ。
はじめてしばらくはあたりのみ。なかなか掛からなかった。
ようやくシンが15cmほどのフナをかけた。それからすぐにMameにもフナがかかった。フナなんていつ以来だ。周りの風景といい、釣り物といい、とても懐かしい光景だった。それを味わうだけで充実感。
いやほんとこういう釣りもいいものですね。
小さなコイ、カワムツ、ウグイ、タモロコと釣れるたびに違う魚だった。浮き釣りができれば、釣果はあがりそうだったが、今日は釣果はどうでもよかった。なんだか、15cmのフナで大喜びしているシンを見ていたら、釣果なんか二の次だった。そうだよなぁ、子どもの頃ってそんなだったよなぁ。いい体験をさせてもらいました。
やはり自然の残されたところは魚の種類も多いし、魚影も濃かった。こんなところにこんなにいるんだって再認識。
|