2002 釣行記録
 2002年12月29日
DATA
  LOCATION : 県央方面
  TARGET : セイゴ・メバル
  WETHER : 晴れ
渋かったけど満足な釣り

夏の1ヶ月と年末年始。一番きつい仕事がやってくる。この時期は、ちょっと釣りに行くのもしんどい日々が続く。睡眠不足。
そして、今日仕事納め。
仕事が終わるやいなや、開放された身はすぐに釣りに態勢になっている。
明日も明後日も釣りに行く気構えだったのだが、特に何を釣るというプランも決まってなかったので、とりあえず、お決まりのセイゴ、メバルあたりの様子をみることにした。

しかし、やけに穏やかである。風がほとんどない。遠目から見た海もすっごく凪いでいる。
さっそくポイントに向かうと潮がかなりすんでいた。普段は底も見えない場所が、潮が引いているのも手伝って底の様子が見えるほどだ。
期待は薄いがとりあえず投げてみる。ルアーの背後に魚の影が移ったが、やる気なく追っている感じだ。
少し場所を変えるとセイゴが溜まっている場所があった。しかし、そいつらもルアーに気を向けてもすぐに見切ってしまう。まったくやる気がないものばかり。

セイゴがいまいちだったので、メバルも平行に狙っていったのだが、たまーにあたるだけで、これまたよろしくなかった。
どれほどたったのだろうか。未だに釣れてない。今年も残りあとわずか、型を見ないのもなんなので、気合を入れてメバルを狙いはじめた。
セイゴが興味を最も示したカラーから、色を変える。するとどうだろう。あっさりメバルくんがヒットしてくれた。カラーなのか?と期待が高まったが、後が続かなかった。

セイゴ

場所をかえて、メバル狙いをしようと思ったが、まだセイゴに未練があり。あれこれ試した。
ルアーの変更だけではどうしようもなかった。
ルアーには少しは興味を示す。このことが解決策を見出してくれた。どうしても喰わせようとすると一投、一投で勝負をつけようとしてしまいがち。それを我慢して戦略的に攻める。
この策が功を奏して、1匹キャッチ。小さいけど、会心の1匹。また新たなセイゴパターンが加わった。

この1匹で満足したので、場所をかえメバル狙い。
押さえ込むようなびみょーなあたりはでるようになった。しかし、ヒットまではいたらない。
ようやくヒットしたと思ったら、小さいクロソイだった。
ここで釣りをしてもそれほど期待は持てそうにない。潮通しの良いところへ移動か?それとも・・・と考えた末。別の港という結論に達した。

凪いでいるおかげでいろいろな釣りができる。集中力も続く。おかげですぐにメバルをキャッチすることができた。
さらに続けて同じような釣りをしていると何やらヒット。メバルやソイとは違う感じだったので、なんだろうと思うと正体はセイゴだった。なるほど、こんなパターンもありなのか。今日、2つ目の発見である。

クロソイ

これで、今日の釣行にはかなり満足したので、残りの時間を先日買ったロッドを使うことに使ってみた。
対根魚用・・・といってもバスにもシーバスにも使いますが・・・ロッド。これで佐渡もボートのカサゴも行けちゃう予定。ミディアムクラスのスピニングロッドということで、けっこう硬いかなぁと思っていたが、やっぱり硬かった。とはいえ、自分好みなのでまずは一安心。
今まで使っていた竿(スコーピオン2602R)はグリップが樹脂製で、指が冷たかったのが難点だったけど、今度はコルクグリップなので快適。ちょっとしたことだけど、だいぶ違いますね。

おニューのロッドでは釣ることはできなかったが、今日は満足な釣りができた。
自分の釣りの中で、渋いときにいかに魚に出会うかということにポイントをおいているので、今日みたいな日はいい修行の場。1匹の価値を大切にすることができる。
どうしてもひとつの方法とか、場所だけで釣りをしていると、それが通用しない時には釣れなくなってしまう。それを打破するのが自分のスタイル。どこに行っても通用する釣りを目指すこと。
今年の課題というわけではなかったけど、今年はそんな釣りをけっこうすることができた。まだ、今年最後というわけではないけれど、来年も自分の理想とする釣りの形に近づくことが目標かなぁ。

今日の結果:セイゴ(22、24cm)2匹、メバル(13、16cm)2匹、クロソイ(15cm)1匹
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