今日は何ヶ所かに足をのばしてみるつもり。
明日の都合もあり、20時30分までの釣りなので、状況を見ながら移動しよう。
明るいうちから、海へ向かう。
まだ、日がでているのに今日は寒い。夜は冷え込みそうだ。
一時、海水温が上がったが、また8℃台に突入。海の中の魚たちはどうしているのだろう。
釣り人の姿は少ない。
のんびり装備をし、最近購入した双眼鏡の威力を試してみる。
×9なので、それほどの期待はしていなかったが、いや、これはいい。
さて、釣りにはいりましょうか。
地形チェックとアイナメの反応を見る。
30分ほど探ったが、魚からの反応は全くなし。
暗くなってきたので、今日の一番の目的地へ向かうことにした。
駐車場、車なし。
貸切だ。自分の視界の中に釣り人はいなかった。
気になるポイントは3ヶ所ほどあったのだが、そのうち一ヶ所は風向きの具合から狙うのをやめた。
残る2ヶ所に期待。
どーみても良さそうなんだけど・・・・あたらない。まさに教科書スポットのような場所があるのだが、てんで反応がない。
自分にとってメバル狙いでは、第二の鬼門になりつつある。
もっとも、ここのメバルを狙ったのはまだ数えるほどなので、しばらく通う必要はありそう。
ここで、魚を見たいと港内をさまよい、けっこう時間を使った。
小魚の姿もあったので、何かしらいないかと期待も高まったのだが、それらしきあたりはでなかった。
おりょりょ、時間ねーぞ。
それならばと手っ取り早く勝負ができる場所へ移動。
しかし、この手っ取り早いという計算は誤算だった。
釣れるであろうと踏んだ場所へいったのだが、かすりもしない。
・・・今日のメバルスポットは・・・
大きく移動しようと思ったが、一ヶ所ドンコいませんかぁ、と気になる場所があり、ルアーを入れる。
前回ドンコを釣ったパターンを試す。グッ・・・ラインにテンションが張った。
ゆっくり竿をあげると付加がかかる。なんかが喰った。
巻き上げ開始直後はたいして引かなかったが途中から暴れだす。あれっ、思ったより大きいかも。
バシャッ、バシャッと水面にまで上がってきた。姿を見ようとヘッドライトに手を伸ばした瞬間。ブチッ・・・
やってもうた。ラインブレイク。岸壁にすれて痛んでたのだ。
でもねぇ、きっとマルタなんだよねぇ。うん、きっとそうだ。そうに違いない。
とはいえ、貴重な1匹目だし、もったいない。
気を取り直し、移動。
おっ、少々水面に活気があるではないか。ボラとは違う。
まずはメバル狙いでキャストしていくと、すぐに反応がでた。
これでどうにかなるかとちょっと明るくなったのだが、その後、再び、沈黙の世界に入る。
てーんで、あたらん。
こうなればと、狙いをかえる。ちょっと活気のある魚を相手にする。
久々に水面に活気があったので、もしやと思ったがやはりセイゴの反応だった。
ルアーを追ってくる。
しかし、そのサイズが問題。15cm未満。下手すると10cmクラス。
うーむ・・・
そんなことをしているうちに時間は過ぎていた。あとちょっとしかないじゃん。
さすがに完敗の2文字が頭に浮かんだが、最近、諦めが悪いので、メバル狙いに再度戻る。
あのマルタらしきの釣っておけばねぇとか思っていると、クンクンクンクンと特有のあたりがきた。おぉ、起死回生の1匹。
ボウズ逃れ。
11cmのメバルでも、とってもうれしい。
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