2003 釣行記録
 2003年3月7日
DATA
  LOCATION : 県央方面
  TARGET : メバル
  WETHER : 雨のち晴れ
厳しい

雨でも釣りに行く予定でいたけど、幸いにも仕事から帰ってくる頃には雨はほとんどあがっていた。
風もたいしたことないし、気温も低くない。釣りをするには快適そうな天候。とはいえ、丸一日しっかり雨が降ったし、うねりもあるだろうから、海はいかがなものか?

今日の課題をひっさげて、今日も前回のポイントへ。これでこの場所3連戦。
まず、前回釣りをしなかったエリアに入る。今日は、まずこのエリアで結果をだしたいと思っていた。いないことはないはずなので、ある程度釣れることに期待。
外洋では、うねりが堤防に押し寄せていた。4、5mのうねり。今日のうねりは一定方向ではなく堤防全体に押し寄せている。港内にもうねりの影響が入っていて、潮流が早い。濁りはひどくはないが、それなりにある。
これは苦戦するかもしれませんねぇ。

探り始めてから、15分ほど経ちようやくアタリがきた。正直、もっと早く反応があると考えていたので、この15分は長かった。
このアタリはのせられず、2度目のアタリでフッキングに成功。
しかし、その後、近辺では全く当たらず。この1匹のみ。
ここで、こんな感じだとあそこはもっと厳しいなぁ。

予定していた場所をとばし、次のエリアに向かう。
この荒れ方だとこの辺にいるかもしれない、そう予想した場所。
しかし、予想以上にその場は潮の影響が強かった。軽めのシンカーでは流されてしまう。棚のチェックをしっかりやりたかったので、シンカーを重くする。
各層を入念にチェック。
しかし、一度、ハグッという微妙なアタリがでたのみ。
はてさて、今日のメバル君はどうしたものか・・・

1匹は釣ったわけで、そうすると他のメバルが反応を示してもいいはず。場所か攻め方か?ここまでの過程を頭の中で整理してみる。
移動して、もう一度状況をチェック。
まず、スピーディにエリアの主要ポイントで、簡単に反応してくれる個体がないかを確認。
全くの音信不通。気持ちいいぐらいにあたらない。
ただ、ここで全くあたらなかったので、今行った攻めを完全に排除していくことができる。
次の攻めへの確信がもてる。1匹目のヒントより、棚を絞って攻める。ゆっくりとした攻めだ。ついでにワームのカラーも変更。
するとほんとに微妙なアタリが数回。グッと一瞬ラインに重みがのる程度。ここで下手にテンションをかけるとすぐに離されてしまうことが判明。
メバルが違和感なく喰う間合いが必要のようだ。それを意識したアクションにしていく。
食い込み重視で、シンカーを軽めに戻す。

メバル

この釣りにかえてから、あたりはでるようになってきた。
一度良型がヒットしたがばらしてしまう。うおぉぉ、今日は渋いのにぃぃ、痛恨のミス。
結局、このエリアではアタリが何度もあったのにフッキングできずに移動。

釣り方はわかったので、あとは掛けるのみ。
移動してから、まず数匹釣ることができた。あいかわらず、あたってものせられないのが多かったですが。
掛かっても皮一枚とかなので、いつもに比べたら本当に食いが悪い様子。活性が高いと何度でもあたってくるのだけど、今日は下手すると1回しか追ってくれない。
さっきまでのパターンで釣っていくと、途中から全然反応がなくなってしまった。
試しに棚を大きくかえるとあっさり釣れてしまった。このちょっとのスポットだけ、魚の活性が高かった。さっきまでの渋い釣りとは対照的にあっさり釣れる。ここで、少し追加。
時間が経ったので、魚の行動に変化が現れたのか?ちょっと確認してみるか。

再び、ひとつ前のポイントへ移動。
あっさり釣れたパターンで、一流し。
しかし、あたらない。もう一度、渋いパターンで攻めなおす。すると、あたる。
さっきのエリアだけ、魚の状態が違かったらしい。これだから、おもしろいですねぇ。
いろいろな魚がいるわけで、全てが同じパターンとは限らない。場所やタイミング、そして釣り方と、この辺がうまく一致しないと釣れない。基本的なことですが、どうしても釣れたパターンなんかに拘ってしまうものなので、難しいですね。

時間を掛けたわりには、なかなか釣れなかった。アタリは釣った数の倍ぐらいあっただけに、口惜しい。もっとうまい間合いで釣らんとだめですね。
でも、今日は今日でとっても重要なヒントを得たのでよしとしましょう。

今日の結果:メバル(10〜14cm)10匹
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