木曜の夜にNさんから連絡があった。週末に京浜方面に釣行しませんか、との話。
Nさんとはお正月に釣りに行ったきりだったので、即OKの返事。Nさんと釣りに行くと勉強になることが多いのだ。
そして、金曜の夕方に伊豆方面、船外機でのカサゴも捨てがたいという話もでて、京浜にするか伊豆にするか迷うこととなる。

Nさんのうちは栃木。自分が仕事終わるのが22時過ぎ。
自分がNさんのうちに着いたのは1時近くになってしまい、時間の関係で伊豆のボート案はちょっと難しくなってしまった。結局、最初の予定通り京浜地区にむかうことになった。
のんびり行って、釣りを開始したのは午前3：30。

今日は3目釣るのが目標。
ラウンド1は、この3目、メバル・カサゴ・シーバスが狙える場所。
前日の情報では、メバルはあまりよくないとのこと。シーバスは上向き傾向のようだ。カサゴに関してはよくわからない。
メバルならどうにかなるだろうと、まずメバルに照準を合わす。
ストラクチャーがらみのポイントから探りを入れていく。 ここは一度来たことがある場所なので、前回と比較することができる。

5分ほど経っても、何の反応もない。着き場が違うようだ。
ここで、一端、カサゴを視野に入れた狙い方にかえる。
狙いをかえてから、しばらく経って、フォーリング中にあたりらしきがでた。コッ。
アタリという確信がなかったので、そのまま落とし。スイミング姿勢に移す。1ｍほどスイミングさせると同様の反応。コッ。しかし、これもかすかで、あわせず。さらに横方向へ、ルアーを動かす。するとさらに微小な反応。コッ。それまで、2回は根にあたっただけかもしれないと半信半疑だったので、あわせなかったが、これは魚と確信。すかさず、あわせを入れる。
グン。一瞬、竿が止まる。およ？魚だよな。
ググッ、グングングン。力強い引きに変わる。なんだ？こりゃ、20アップは間違いなしだ。カサゴくんか？こんなに引くのか。ドラグがなるほどではないが、なかなか良い引き。
水面に現れた魚体を抜き上げると、良型26cmのメバル。

同じパターンで、カサゴ・メバルを狙ってみる。
しかし、それ以降、この狙い方ではあたりすらでなかった。
周りを見渡すと、明かりが当たっている場所があるのだが、ほんの少しのスポットだけ、魚の気配が感じられる場所があった。時折、ライズのようなものがある。間違いなく魚はいる。
ただ、位置的にかなり狙いにくい場所。うまく体勢を整えて、狙いに行く。

2投目であたり。これまた、控えめなアタリだったが、しっかりのったようだ。最初の引きから、小型のセイゴだと思ったが、突然、ドラグがなるほど竿を絞り込み始めた。バシャ、バシャっと派手に水面を割って出た。あれま、40cmぐらいあるよ。さすがにウルトラライトでこのサイズだと、楽しませてくれる。タモないんですけど・・・
ちょっとハラハラしながら、ぶっこ抜く。運良く切れずにランディング成功。やっぱり、タモは必要と深く反省。

次なる獲物を求め、同じポイントを攻めると、何度かあたり。
しかし、のらないので、リグを変える。
するとすぐにヒット。今度はシーバスではなく、メバルだった。
どうもライズの主はメバルだったらしい。
何度か、その後もあたったが、結局追加は1匹。 そのうち明るくなってきてしまったので、ラウンド1は終了。一端、休息タイムをとり、夕方に備えることにした。。

眠りから覚めると雨が降っていた。幸い、夕方には止んでくれたが、冷たい北東風が吹いていた。これは寒い。
茨城とは違い暖かいと思って、薄着できたのだが、裏目になってしまった。寒い。
本命ポイントへ向かったが、工事中で入れなくなっていた。カサゴ、シーバスのメインポイントだったので、ダメージが大きかったが仕方がない。
気分を入れ替え、その付近で竿をだす。

カサゴでも釣れないかと、テトラ周辺を探っていくとアタリの出る場所を発見。
これはひょっとしてと思い。付近のいくつかのテトラをチェック。
するとアタル。アタルけどなかなかのらない。やっとのことでヒットさせると12cmほどのかわいいムラソイが釣れた。
なるほどね、これじゃあ、なかなかのらないはずだ。とはいえ、これならまだ釣れそうだ。
佐渡での経験が役にたった。ムラソイスポット。いるところといないところがはっきりしている。
釣れないが、アタリだけはあるので楽しい。Nさんと二人でしばらく熱くなってしまった。

暗くなってから、メバル狙いに移動したが、結局、アタリすらなく予定時間を迎えてしまった。
夕方以降は玉砕をくらった感じ。魚の活性が低かっただけなのか？ポイント、釣り方が悪かったのか。また、次回への課題ができてしまいました。今度は暖かい時に期待。