昨晩から振り出した雨が一日中降っていた。雨足は弱まることなく夕方を迎えた。風も強い。
こういう日ぐらいゆっくり家でくつろごうとも思うのだが、こんな日はどんなもんなの？と気になってしまう。まぁ、悪天候での釣りは慣れているので、それほど気にせずに出撃。

昨晩の釣行で若干調子を崩し気味だったので、今日はそれほど時間をかけないつもり。
こんな状況なんで、魚の顔がみれればいい。それとちょっと確認したいことがあったので、それを見れれば今日は充分。
さすがに釣り人の姿は、自分の入ったポイント周辺にはなかった。土曜日にして貸切状態。
このところ釣りをしていなかった場所にキャストしてみる。
するとなんとあっさり反応がでて、メバルくんにご対面。開始3分。正直、今日は苦戦覚悟だったので、思いもかけないスタートとなる。ありがたい。

ついで近くにキャストするとまた反応。これは一瞬のったけどばらしてしまった。
とはいえ、ここまでの反応で、今日のメバル君のご機嫌がいいことがうっすら見えた。
場所をかえて本格的に釣り開始。
すぐに反応がかえってきた。しかし、風でラインや竿があおられ、うまくアタリをとれない。棚をはかりにくい。
しばらくアタリだけが来る時間が続いた。ほぼ毎キャスト反応が返ってきた。
雨の音にまじって、メバルの跳ねる音も時折聞こえてきた。

徐々にメバルの着き場と攻めどころがわかってきた。
思った以上にメバルの反応がいい。荒れたことがメバルに幸いしているようだ。
メバルの活性は高いものの、人間の方がつらくなってきた。
手袋ビショビショで、手の感覚がなくなりつつある。アタリは感じられるのだけどキャストやリトリーブがしんどい。
そんな状態だったので、ヒット率はかなり悪い。これでも善戦しているつもりなのに、体がついてこない。

サイズが相変わらずなので、サイズアップを目指して狙いを変えたりするものの思ったようにはいかない。
釣れてくるのはいつものサイズ。
、こんな日なんで釣れてくれるだけでありがたいか。
さすがに体にこたえてきたので、20匹釣ったところで、終了。