佐渡遠征2日目 8月14日(木)
まぼろし返上?!
遠征2日目
今回の釣行唯一の雨具装備・・・たいして降らずすみましたが。
AM7:00前に起床。休日なのになんとまぁ、殊勝なこころがけ。
勝手に目が覚めただけですが・・・昨年とは大違い。
が、起きてみると雨。普通に観光にきてるだけなら、ショックも大きいが、どうせするのは釣りだけ・・・むしろ釣り日和か。
ざっと今日狙ってみるべき項目を二人で相談。
昨日、狙うはずだった漁港までたどり着こうという計画。
あくまで予定は未定、はたして今日はどうなりますか?
まず最寄の漁港に出撃。
9時には釣りを開始してますよ。妙に新鮮な気分。
・・・普通の釣り人なら朝早いもんですがね、きっと。
そしてターゲットはマゴチ。それなりに意図があるわけで。
ひとまず根魚をおいてのマゴチ狙い。
長い竿を持ってきたのはこのためだったんです。
けっしてシーバスやら青物を狙うためではないですさ。
期待感のあるポイントだったが、見事にノーバイトが続く。
いそうなんだけどねぇ・・・なかなか集中力を維持できるポイントがない。
何かを見つけないと・・・こまめにキャストしていく。
そして、ようやく変化を見つけた。集中攻撃開始。
しかし、投げども投げども沈黙は続く。
だめか、もうそろそろ移動かなと、ピックアップ開始。
その瞬間、ググンッと魚の引き。
おっ、なんかが食いついた。
けっこう引くなぁ、マゴチだとしたらでかいかも。
テトラがあるが気にせず強引に巻く。
とりゃぁと半ば強引にテトラ帯から引き剥がす。
カサゴ・・・いやぁ、あいつでした。本命キジハタ。
1年ぶりの再会、28cm。
マゴチの外道でお目見え。
釣れてしまった1匹だったが、収穫は大きかった。
続けて狙うが、その場からは反応はなかった。
まぁ、開幕ロケットスタートってとこですかね。今日はこの1匹ですでに大満足。
ひとまず本命を見たところで、今日まわるべき方面に進路をとった。
今日は未開の地がほとんどの予定。期待が高まる。
真野湾周辺の漁港を目指す。
しかし、かなり小さな港らしく行こうと思っていた2ヶ所に気づかずに通り過ぎてしまった。
で、とりあえずたどりついた漁港(一応目的地)にて釣りをすることにした。
まったく初めての場所。
雨はほとんど降らない状態になったがかわりに風がでてきた。これは苦戦するかもねぇ。
いかにもという場所から釣り始めるが、ムラソイも相手にしてくれない。
じゃあ、この辺はとか思って釣り進むが反応でず。
夜釣りなら釣れそうなんだけどねぇ。
ちょっと渋さを感じているとだいちさんが何やら釣った。
なんとタケノコメバル。いるんだぁ・・・昨年は出会わなかった魚だ。
自分もポイントをかえて狙ってみる。
するとすぐに自分にもタケノコメバルがヒット。
さらにちょっとして再びだいちさんが釣る。
タケノコメバル魚影濃しと思ったが、その後この魚からの反応は止まる。
局地的に釣れた感じだ。果たしてどんな条件につくのか?
ひとつ検証課題が増えた。
ここではそのほかはアナハゼオンパレード。
さすがにアナハゼでは感動が薄い。
でもサイズはでかいのでちょっとあせる。
見切りをつけ北上。
いよいよ大本命ポイントへ近づいてきた。外海府である。
ガイドブックからはこれほど時間のかかる道だとは想像できなかった。
外海府、車が少ないのがわかった気がする・・・
明らかに今まで釣りをしていた釣り場とは雰囲気がことなる。根魚チックなポイントが続く。
途中、ゴロタ場ととある漁港を攻めてみた。
ゴロタ場は遠目にはよさそうだったけど、実際に海辺にたってみるとやけに生命感がなかった。
ムラソイの反応皆無。
アナハゼの反応すらほとんどない。
この雰囲気はよくなかった。ちょっとゴロタ場攻めのヒントを得た。
とある漁港もほぼ玉砕。
20分限定で釣りをしたんで、よしとしましょ。
自分達、つい粘ってしまうので制限時間つき。
外海府を北上しつつ、目に止まったポイントを状況分析。
この辺は感じが違うなぁ・・・これなら釣れるでしょ。
てなわけで、ゴロタ場攻め第2弾。今度こそいきますよぉ。
これがあたった。なるほどゴロタ攻めとはこういう釣りなのか。
昨日のうちにムラソイに関してはかなり波長があっていたので、ちょいとわかればどうにかなるもの。
ゴロタの釣りにはまりそうだ。
なかなか地元じゃできないですからねぇ。
なんだかんだとここでは時間を費やしてしまった。
アタリも多かったけど、バラシやのせられない個体が多く、つい熱くなってしまった。
いかんいかん最終目的地に明るいうちに到達せねば、
ムラソイ狙いを切り上げ、今日の本命地に向かう。
どうにか暗くなる前にたどり着いた。
とはいえ、ここも当然初めての場所。どっから手を出したものか・・・
まぁ、手短な場所からやってみましょうか。
そんわけでいつもの堤防スタイルではじめてみる。
開始してすぐにだいちさんの竿が曲がる。
なんとあっさり20アップのキジハタをヒットさせた。
うぉっ、すげぇ。
なんて思っていると、自分にも結構強烈な引き(ウルトラライトの竿だったので)。
ひょっとして・・・
うわっ、やっぱキジハタだ。これまた20アップ。
そしてその後、またいい引き。しかし、これは非常に慣れた感触。
佐渡にきてようやくメバルがヒット。
一旦、狙いを変えるとムラソイがポツポツ釣れた。
で、最後にもう一度、最初のポイントを狙い、
だいちさんがキジハタを1匹追加。これまた20アップ。
むぅ、普通に釣れてる。
これが真実なのか?
昨年、釣れなかったのは下手なだけだったのか?
いずれにせよ、キジハタが若干見えてきた。
ついに幻返上か?
この後、さほど粘らずに帰還。
宿まで遠いんですって・・・
2日目終わってみれば・・・
思いがけない1匹にはじまり、普通に釣れたキジハタ。
二人で4匹。
果たしてこれは偶然なのか?
ちゃんと狙って釣れるかもしれない。
ムラソイ、昨日ほどは数は釣らなかったけど、
収穫多し。ムラソイ狙いに磨きがかかった。
相変わらずカサゴは混じらない。
どーも、カサゴは怪しい。
2日目にしてメバルにご対面。
まだわからん、佐渡のメバル。
そのうち糸口をつかみたい。
それなりの収穫を得た2日目、今日は満足ですよ。
よって、夜釣り行かず。
でもいっときゃよかったかなともちょっと思う。
2日目釣果 : キジハタ2匹、ムラソイ29匹、メバル1匹、アナハゼ12匹、タケノコメバル1匹