今日は初めて「Around the Loop」のクラフトさんと釣行。
HP上で知り合う前に、釣り場ですれ違っていたことはあったのだが、それがクラフトさんだとは思っていなかった。
海でフライをしているツワモノがいると、はっきりと脳裏に焼きついている人物ではあったのですが・・・

そんなクラフトさんの釣りにも興味があり、また最近はフローターを楽しんでいるとのことで、とうとう一緒に釣りに行くことに。
身近にフライをやる人が少ないこと、ましてバスをフライで釣ってるとこをみたことないし、おまけにフローターでフライだし、もの凄く興味がわいてしまう。
既に釣りに行く前から楽しい。

10時に待ち合わせ、すんません遅刻しました。
早速釣り場に向かい準備しながら会話を楽しむ。
それにしても暑い、今日は雨って想定していたのでこれにはまいった。最高気温は30℃を超えていたらしい。
準備をしている段階で汗をかくほどだ。もっとも話が楽しかったので気分はよかったんですが。

良い感じの釣り場で浮いてるだけでもう満足。
ざっとクラフトさんから釣り場の説明を受け、両サイドに別れて釣りを開始。
せっかくだからトップで釣ろうとポッパーをキャストしていく。

半周ほどして、チラホラとバスの姿は確認できたが、ノーバイト。
クラフトさんが「渋いです」と言うぐらいの状況らしい。
どうも急に暑くなったためか、多くの魚がカバーの奥に入ってしまった様子。
カバーの奥からはバスの捕食音が時折聞こえてきた。

とりあえずバスを釣ろうとカバーの周辺に的を絞ってみる。
最初の一匹はサイトで掛けた28cm。玉砕は逃れ一安心。
フローターだと静かにしていれば魚に近づいても魚は逃げにくい。接近戦が堪能できる。場合によっては自分がストラクチャーになりうる。

ちょっと傾向がつかめてきた。
カバーの中の変化を狙ってみると良いサイズがヒット。全速後進、カバーから魚を引っ張り出す。
42cm。会心の1匹。もう今日はこれでかなり満足。

期待を込めて、バスの気配が濃いカバーの奥地にルアーを放り込むがバイトがない。
一旦諦めて狙いどころをかえる。
オーバーハングを中心としたポイントへ。
周回しながらおいしそうなポイントへキャストしていく。フローターからだと角度が浅いので、スキッピングが楽にできる。
めっきりベイトタックルの使用頻度が減ったので、ここぞとばかりにキャスト練習を兼ねた釣りをする。
この間、小バスを3匹追加。

やはりここか。
サイズアップするなら、このカバーの奥地しかないと判断。
最初狙った方法では奥地でバイトはなかった。魚はいるわけで、つまり釣り方が悪かったということか。
ヘビーカバー攻めは好きな方なので、ここはなんとしても奥から出したい。
こういったブッシュには出やすいポイントがある。同じように見えるが、ブッシュの生え方には密度差が大きい。その中でおいしそうな場所を選び、キャスト。
3分ほど誘っていると、周囲の水が盛り上がり近づいてきた。来るっ。
ゴボッという音とともに視界からルアーが消えた。あわせるとしっかりのった。全速後進、そして竿をあおって引っ張り出す。
が、ブッシュに巻かれてしまい魚は外れてしまった。バーブレスなのでこうなると外れやすい。良型だったのになぁ。
タックルがカバー狙いにしては貧弱なので当然といえば当然の結果なのかもしれないが・・・

さすがにこのエリアは派手に荒らしてしまったので、次なる似た場所を探す。
この辺良さそうって場所があったので、また奥に放り投げる。
ひたすら誘い待つ。
すると再び水が盛り上がり近づいてきた。来るっ。
捕食音はあがらなかったが、バイトがあったようなのであわせをいれる。
ヒット。が、今度もまた引っ張り出せない。
今度はもうばらせない、こっちからバスに近づいて行き巻かれたブッシュから魚を獲りにいった。
ふぅ、今度はランディング成功。41cmなり。

すっかりフローター満喫。
さすがに昼間の暑さで二人とも疲労蓄積という状態。
早めでしたがあがることに。

クラフトさんのフライフィッシングをみていて、今までのフライのイメージが変わってしまった。
あんなに大胆に攻めるとは思ってなかったし・・・それでもかなりタックルの制限をうけたらしく、それなりのタックルだったらどうなってしまうのか？
ますます興味があるところ。
またご一緒いたしましょう。
今日はおかげさまで楽しい一時を過ごせました。クラフトさん、ありがとうございました。