佐渡遠征1日目 8月12日(木)
思い通りにいかず
遠征1日目
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こんなのも釣れました
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今年で3度目の佐渡。
年中行事になりそうな遠征場所。
今年はTarakoも加わり3名。効率良く探れることに期待。
さすがに3年目ともなるといろいろと勝手がわかってくるのでかなり余裕があった。
あせらずマイペースで自分の釣りができたらと思う。
それなりにプランは練ってきた。かなり昨年の釣りを意識したプランだった。
昨年の最終日につかんだヒントをいかそうとしていた。
どれだけ通用するのか?期待を持って佐渡の海とご対面。
まずはリズムを作ろうとムラソイチェックへ。
何はともあれTarakoに魚を釣ってもらおうと・・・。
そしてTarakoは早々にムラソイを釣り上げた。おそらくこれで釣れるという気になってくれたはず。
だいちさんもポツポツ釣っている。
が、自分はしばらくムラソイに出会えず。あれまぁ。
ムラソイ第二チェックポイントへ。。
ここでようやくリズムが作れた。
昨年はほとんど見ることができなかった20cmアップも登場。
数はでなかったもののようやく感じがつかめてきた。
しっかし暑い。
昨年は冷夏ということで釣りをするうえではいい感じであったが、今日は灼熱。
じっとしていても汗が吹き出す、あぢぃ。
浅場のテトラ攻めでは海につかりながら釣るぐらいでよかった、これがなんとも気持ちいい。
長靴はどうしようとか思っていたが、水着のことをすっかり忘れていた。
水着持ってくれば快適だったのに・・・次回は標準装備になるでしょうな。
さて、2エリアでムラソイ釣りは堪能したのでいよいよ今年の本格的な狙いに移る。
まず過去2年間でまったく攻めなかった未開のエリアへ。
雰囲気はめっちゃいいっす。
魚の気配濃厚、水深が深く攻めにくさは感じるがうまく攻めることができればスペックは高そうな場所だ。
昨年好結果だった方法でキジハタ狙いを展開してみる。
条件的にはいる場所だとは思うんだけど・・・。
しかし、イメージした釣りはしているのだがなかなか魚からの反応がでてくれない。
さすがに暑さもあってへばり気味になってきた。
と、そんなとき遠くからだいちさんが魚をぶら下げてやってくるのが見えた。
どうも赤い魚をぶら下げている様子???赤=カサゴの図式が頭にある。
「カサゴですか?」と問うと、してやったりの表情で「キジハタですよ」と答えが返ってきた。
なんとこの人早くも本命を釣り上げた。一抜けである。
それにしてもキジハタ狙いをしていながら、キジハタが釣れたとは思わなかったのは間抜けである・・・
魚を見れば元気もでる。
2匹目確保に3人で向かう。
が、まだキジハタのデータは少ない。
結局釣れてきたのはムラソイのみ。
他の狙いでキジハタにアプローチを試みるが、アジが釣れただけだった。
反応もでなくなったので、再度移動。これまた新規ポイントへ。
おいしそうなムラソイポイントを見つけるとひとまず立ち寄るという感じだ。
ある程度昨年の釣りで見分ける力がついたので、
さらにその力を養うためにところどころで竿をだした。
テトラの種類、つみ方、深度などの違いによって多くのことを学ぶことができる。
考えてみれば、地元ではこれらの比較はなかなか難しいと思う。
なんせそういう対象になるスポットが少ないし、魚影もこれほど多くはないので・・・
答えを出すまでに時間がかかってしまう。
夕マズメ。
以前から気になっていた港へ向かった。
これまでの経験からおそらく本命は釣れるのでは?と見当をつけておいた場所。
ただ、なかなかじっくり攻めてみようと思う気がおきなかったポイントである。
到着してからさほどせず、ワカシのナブラが発生。
こうなるとつい狙ってしまうんですよ。
群れがとても小さく小規模ナブラでなかなか釣れなかったが、どうにか1匹。
極小ワカシ。
とりあえずワカシは顔を見たしと次なる獲物を狙う。
砂地なのでマゴチも狙えそうだし・・・
アジもいるはずだし・・・
本命もいるかと思われるし・・・
と狙いを広げての釣りを試みる。
ゴンッ。んっ、ワカシじゃないな。引かないもん。
重ったるいだけなんだけど、魚には違いない。
ひょっとするとこれはあれかもしれませぬ。
浮上。おぉっ、二抜け。小さいけどキジハタ登場。
本命に出会えたのでまず一安心。やはりいましたか。
結果が出たので気合が入った。
この辺もよさそうじゃないかと思う場所にてキャストを開始。
ズンッ。
アクションをつけていた竿が止められた。根掛かりの感触ではなく、生物反応だった。
が、やたら重く根掛かりのようにも思えた。
竿を止めると引きがある、間違いなく魚だ。こりゃ、間違いなくいいサイズ。根魚であることは確定。しかもこの重ったるさはキジハタっぽい。
キジハタならば過去最大級の感触である。
ところが、一度根に潜られてしまう。
しばらく粘って根から出すことに成功したものの、ドラグが若干緩く、寄せるのが遅れてしまった。
この間に再度根に潜られてしまった。致命的なミスをやってもうた。
結局、引きづり出すことはできずにラインブレイク。
なんともいえない敗北感に襲われる。
気を取り直し攻め続けたが、結局それ以降キジハタは出ず。
だいちさんがワカシを追加、Tarakoはアジ。自分は小ダイ1匹追加。
この場で本命は1匹に終わる。
が、いいんです。
今日は夜釣りが本命。過去実績のある場所に初日は照準をあわせたプラン。
これからが勝負時。
夕飯をとってからいよいよ期待の場所へ。
いやが上にも期待が高まる。
正直なところ保険をかけたような気になっていた。そこそこ結果がでるって・・・。
ところがやはりそういう時はうまくいかないもの。
ことごとく反応が薄い。
誰も釣れん。
仕方ないので、普段以上に丁寧な釣りを心がける。
その甲斐あってか、かすかなアタリがでるようになった。いるにはいる。
なんだかわからんが釣っておきたい。
比較的明確なアタリがでて、ようやくヒットしたのはムラソイ。
他の魚を期待していたので、いささか残念だが釣れただけでもありがたいか。
沈黙が破れたので集中力がさきほどよりでてきた。
モゾッとしたアタリ。
間髪いれずにあわせると先ほどよりもいい感触だ。
これはひょっとすると本命かも。
真っ暗闇なので堤防上に上げるまでわからない。
とぉりゃあ、と抜き上げた獲物はキジハタ。ひとまず満足の29cm。
なかなか尺越えはでませんねぇ。
本命がでたことで3人とも再び元気がでた。
しかし、マイクロメバルらしい反応があるものの、本命らしき反応はでなかった。
だいちさんとTarakoはそれぞれヨロイメバルを釣り上げた。
さりげなく毎年出現してくれる獲物だ。
けっこうがんばったものの、今日のメインステージのこの場所で見た魚は4匹に終わる。
思うようには行きませぬ。
もうちょっと手堅い釣りができるかと思ったんですが・・・
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初日終わってみれば・・・

さすがにムラソイを夢中になって攻めることはなくなった。
この釣りに夢中になってしまうと他の釣りができなくなるので・・・
そういう意味では本命に近づくための釣りや展開ができたと思う。
昨年に比べて初日に釣った魚の数は少ないですが、
本命を見れたことで安心感がでた。
さすがに良型をばらしたのには悔いが残るが、
残り3日への期待が高まった。
比較的プランどおりに釣り場をまわることができた。
そして3年目にしてついに佐渡のほぼ全てのエリアを網羅することになった。
まだまだ未知の体験が待っていそうな感じ。
1日目釣果 : Mame ムラソイ28匹、キジハタ2匹、アジ1匹、ワカシ1匹、タイ1匹、フグ2匹
Tarako ムラソイ16匹、アジ1匹、ヨロイメバル1匹、フグ8匹