佐渡遠征4日目 8月15日(日)


ほのかな充実感
遠征4日目


昨日とはうってかわって・・・



やはり3泊4日なんてあっという間だった。
とうとう佐渡最終日を迎えた。
昨日とは海の様子がまったく違う。見事なまでに穏やかになった。
できることなら昨日この状況であって欲しかった・・・
とはいえ、昨日があったからこそそれなりの結果が出せたわけで、素直に状況を受け入れることも大切か。

残念ながら今日はベストタイムを前に釣りを終わりにせねばならない。
本命キジハタも少しは可能性を求めてみるつもりであるが、なかなか難しいのが今年のこれまでの状況。
もちろん経験を積んでいる人間であればまた違うのだろうが、今年の状況では昨年のように昼間のキジハタは難しいかもしれない。

そんな思いがあったためか、今日はのんびり釣りモードだった。
一応期待の昼間ポイントに行ってみる。
海は穏やかだったが風が強い。
それでもいくらかの可能性にかけてキャストしてみる。

Tarakoはすっかりエサ釣りを決め込んでいた。
確かにエサでないとわからないこともあるし、発見もある。
そんなわけで、昨晩のうちにある程度計画をしていた。
Tarakoがエサでいい思いしていたら、残る二人も便乗する作戦だ。
3人だといろいろバリエーションが増えて利点が多いかも知れん。

ルアーで苦戦の二人を尻目にTarakoは一人魚からの感触を楽しんでいた。
こちらはムラソイ少々・・・
おまけに太陽がギラギラと容赦なく照り付けてくるし・・・
決めた。
今日はエサ釣り勝負にしよう。

シロギスが釣れそうなところでってことで場所移動。
さぁて、エサ釣り勝負開始っす。
根回りのポイントではさほどあたりもなく、「こんなもんだっけ?」とやや不満気味。
少なくとも自分とだいちさんは餌釣りだとかなり飽きっぽくなるので、
ちょっとアタリがないだけで退屈気味になってしまう。
体がすっかりルアー体質になっているようだ。

ちょっとずつ場所を変えていくと、反応がでるようになってきた。
ようやく魚のたまっているところがわかってきた。
投げるたびに何らかの反応がでるようになった。
うん、これなら面白い。

キス、メゴチ、ヒイラギといった魚が釣れる。
キスは残念ながらピンギス主体だが、ちょい投げで釣れるんだからお気軽でいい。
その分、型ではメゴチががんばってくれる。派手にあたってくるメゴチはだいたい20cm前後と良型。

キスはTarakoがトップ賞。
さすがに一番エサ釣りに気合が入っていただけのことはある。
自分らもあのがんばりが必要なのかもしれない・・・

フェリー乗り場に18:00には行かないとならない。
釣りができるのもあと1時間。
ラスト1時間、時間的には期待感が薄いが、最後なのでまたルアー釣りに戻る。
キジハタ狙い。

悔しいぐらいに今日の海は釣れそうな雰囲気を醸し出していた。
フェリーの時間をひとつ遅らせようかという考えもでたくらいだ。
1時間はあっという間に過ぎ、その間、魚と接触することはできなかった。
もの凄く後ろ髪をひかれる思いでその場から去った。

最終日、振り返るとあまり気合を入れて釣りをしなかった。
今回の釣行では過去2年に比べてかなりゆとりのある過ごし方をしたと思う。
初日から本命がでたこと、2日目に満足いくレベルで釣りができたことなど、
ひとつひとつが充実感に繋がったと思う。
そんなわけで、最終日はまったりしてしまった・・・



また挑戦


今年もひとまず無事に佐渡遠征終了。
さすがに年々良い感じで終えられるようになってきている。
と同時に新たな課題や試みが頭を駆け巡る。

となれば、また次回があるということ。
それまでに腕を磨いておかなければ。
地元でできること、他の遠征地でもできること。
気がつかなかった要素がいろいろ見えてくる、
たまの遠征はいろいろと役に立ちます。

今年は心地よさをもって帰ってくることができた。


4日目釣果(ルアー) : Mame ムラソイ14匹
         Tarako ムラソイ1匹

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