佐渡遠征2日目 8月13日(土)


Tarako撃沈、Mame気持ち回復
遠征2日目


夜な夜な隊と合流、そして・・・




朝7時、一本の電話で皆目を覚ました。
夜な夜な隊から入電。
今日は合流して宴会をする予定だったのだ。それにしてもお早いモーニングコールだ。
こちらの3人はその後再び寝に入った。
夜な夜な隊は夜通し起きてるのか、なんつぅタフな人たちだ。4日間寝ないんじゃないか?我々軟弱隊には真似出来ん。
結局10時30起床。今年のプランとしては妥当な時間か。

さて、体はというと朝かなりの汗をかき、熱が下がっていった。
逆を言うと朝までは熱があったわけなのだが・・・。
2度寝して起きたときにはかなり体が楽になっていた。
こりゃ今日は昨日よりも良い状態だ。

夜な夜な隊が宿営している地に向かった。
ちょうど夜な夜な隊は買出しに出て行ったようで、おそらく隊の宿営地と思われる場所に人気はなかった。
ただ待っているのも暇なので目の前の海で戦闘開始。
ちょっとした磯場なので、ムラソイ狙いでやってみる。

見た目は良いのだが、反応はかなり悪い。
居場所が奥の奥という感じで、なかなかヒットしない。
なんとか2匹釣ったところで夜な夜な隊が戻ってきたのでここでひとまず釣りを終える。

それからしばし宴会タイムに突入。
自分はまだ体がフラフラするのでちょいと横になったりしていたが、お腹が下り始めトイレとお友達になる。
Tarakoは快調にガソリンを体にぶち込んでいる。おーい、大丈夫かぁ。
この後は釣りだぞぉ。

なんだか物凄くもてなしてもらい、今遠征で一番のご馳走になった気がする。
masao隊長、海の幸ご馳走様でした。キジハタ捕獲もお見事でした。
軍曹、夜な夜な隊へはプチ入隊程度で勘弁してください、きっと体がもちません。
クワッチさん、焼肉めちゃうまでした。ご馳走様です!
七味さん、いろいろお気遣いありがとうございました。お陰でかなり楽しい時間となりました。
いやほんと、皆さんありがとうございました。

午後4時30分過ぎ、いよいよ本日の釣り本格始動。
今日は、昨日とは違うエリアからスタート予定。
針路をそちらに向け出陣。。

良い時間帯に最初の場所に到着。
しかし、これからってときにTarakoが飲みすぎでダウン。まったくはるばる佐渡まで来て何やってんだか・・・
無情だが背に腹は変えられない、Tarakoを車に残し二人は釣りに。

この場所はなかなか期待感の持てる場所。
この辺おいしそうじゃないっすか、と足を止めキャストしてみた。
2アクションほどで巻いているリールが止められた。
ドンッという感じのバイトだ。
こりゃあ、キジ確定。独特の引き味だ。
1投目から釣ってしまった。
ちょっと痩せ気味だが30cmほど。
狙い通りの展開に満足。

これなら快調かと思ったが、大抵この手のスタートは後がよくないもの。
今日もそういう感じになってきた。
キジハタが続かない。
かわりにアジがかなり高活性。
投げれば何かしらの反応をくれるようになる。

しかし、相変わらずバラシが多く、かなり掛けるもことごとくばらした。結局獲れたアジは3匹に留まった。
自分の中のアジ狙いの中で、今日のパターンはかなり勉強になった。これはこれで良い収穫となる。

短時間ではあったが、アジで楽しませてもらったので、今度は根魚に狙いを戻す。
昨年実績のあった方法で釣りをしていく、今はかなりいい時間帯、期待感はかなりある。
ゴツッとバイト。
が、明らかにキジハタではない。それよりも軽い。
何者かと思われた正体はメバル。
昨日ことごとくフラレタので、これはこれで嬉しい獲物。サイズも23cmと満足サイズ。
いるところにはいるのねって。
確かにこのエリアなら、もっとメバルに条件のいいところを攻めていけば数も型も期待できそうである。
春、秋なら楽しめるんではないだろうか。

このサイズのメバルなら数匹釣れるかと思ったが、続かない。
だいちさんの方もよくないようだ。
狙っているわけではないが、アジならバイトしてくるのだが・・・。
根魚の反応がないので釣り方を変えてみた。
じっくり狙ってみる。
Tarakoがいればこういうときの比較が楽なのに、こんなときに限ってつぶれてるし。

釣り方を変えてみると間もなくバイトあり。
掛かったのはかなり小さめの魚だった。
が、ムラソイと思いきやちと違う。
おぉっ、キツネメバルさんではないですか。
ちょっと前にだいちさんが釣ったし、さらには昨年までにもだいちさんが釣っていた。
しかし、自分は釣ったことがなかったので、型は小さいがかなり嬉しい魚だ。

この調子で本命と行きたいところだったが、本命以外からの反応もない。
このエリアでここは一押しであろうと思われる場所には先行者が居たので指をくわえて通過。
転々とキャストしてみるもまったくあたらなくなってしまった。
もう少しキジハタからの反応がでるものと思っていたが甘い妄想だったようだ。

こうなればということで本日二つ目のメインポイントへ向かった。
Tarako回復の兆し無し。
次の場所も二人でのみで出撃。

ここはみかけよりもなかなか結果がでるというポイントだった。
毎年のようにキジハタの顔が見れている。
ただ、昨年は渋かった。
今年は大丈夫だろう、何かしら釣れるだろう。
そんなお気軽な気分だった。

ポイントまで歩いている最中にちょっと嫌な雰囲気があった。
あんまり良い予感はしませんって二人で話をしていた。
この予感見事に的中。
根魚からの反応がまったくないのである。
良い場所の中でも特に良い場所ってのがあるが、そういうところを攻めきっても反応がでないような有様。
だが、昨年もかなり粘ってキジハタを出したのでまだ精神的にはまだ釣る気でいられた。
ココンッ・・・
何かあたったよなぁ。
コッ。
おっし魚は確定、が、合わせを入れた途端???
走る、根魚ではないなぁ。小さめのシーバスかぁ。
バシャバシャと暴れる獲物をえいやっと暗闇の中抜きあげた。
ライトを照らす。
おぉっ、君でしたか、そういう選択肢もあったのね。
尺メジナなり。これはこれで嬉しいか。

と、その直後スコールのような雨になる。
こりゃいかんと車に撤収。根魚の反応も皆無だったので、ちょうど移動のタイミングってことで。
ほとんど時間は掛けてなかったんですがね。

こうなればといっきに移動。
昨日、キジハタを釣ったポイントを目指した。

しかし、今日は厳しかった。
またもや沈黙モードである。
そういえば、昨日はメバルやらアジやらがかなり水面でライズしていたのだが、今日はそれが見られない。
海全体が沈黙なのか。
そうはいっても釣る方法はあるはずとあれやこれやと釣りをする。

障害物に掛かり、それを外した直後にゴッとあのバイト。
これできたかぁ、キジハタ君。と、本命を確信。
やっとでたぁと喜びもつかぬ間、すぐにばらしてしまった。
掛かりどころが悪かったか。不覚。
けっきょく、けっこうマメに探ったが、反応らしき反応はそれだけで終わってしまった。

Tarakoを車に寝かせたままだったので、一度宿に置いてきた。
もう既に日も変わっていたが、残った二人は朝までモードだった。
だって、これをするためのプランですもん。
昨日の借りを返したいし。

しかし、今日はここで粘ろうと思っていたポイントは比較的風が強かった。
ちょっと厳しいな。こりゃ、朝勝負にした方がいいかもしれん。
風邪をひいている為かやけに睡魔が襲ってきて辛かった。
朝勝負って考えたときに寝てもいいやって思ってしまった。
これから冷えてくる時間に、思わず気持ちよくて堤防上で寝てしまった。

朝マズメに起きたものの小ワカシのナブラが極まれに出る程度で、それ以外はなんの反応もない。
おぉぉい、朝まで頑張ったんだぞぉ。
振り返りたくないが、振り返ってみるといやはや玉砕に近い釣果だった。
後半、釣れない時間が長すぎたなぁ。
朝、へとへとになって宿に戻り就寝。

そして、夜堤防で寝たことを起きてから後悔する事になる。
やはりかなり体は冷えていたようだ。
Tarakoは二日酔い大丈夫なのだろうか?
またまた不安だらけで3日目に突入。

体は回復してきたものの


今日も貧果。
なんとか本命には出会いはしたが。
後半の釣れない時間が長かったので釣りの後味が悪い。
一時リズムを作りかけたんですがねぇ

キジハタ狙いが迷走中。
毎年のように釣り方が変化していっている。
いつも同じ方法よりはかなりいいだろうとは思うが、
もう少し手ごたえが欲しいもんだ。

体は昨日に比べたらかなりましになってきた。
でも熱が出た後に徹夜ってのもあほですな。
釣りにきたわけだし、仕方ないか。


1日目釣果 : Mame ムラソイ2匹、キジハタ1匹、アジ3匹、メバル1匹、キツネメバル1匹、アナハゼ1匹、メジナ1匹
   
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