2007年9月26日 location:県央河川 シーバス

天気:曇り 4:10〜6:00

とまどい


今日は狙いのタイミングでなかったが、最寄の場所へ行ってみた。
橋を渡るか渡らないかで、ずいぶんと移動時間が変わる。
朝の混雑時に帰ってくる時間がぶつかるときは、少しでも近い方がいい。
正直なところ最近釣りに関して、とまどいがある。
どんなとまどいか?ちょっと触れてみたいと思う。

ルアーフィッシングはリリースする人が大半を占めると思う。
動物愛護が叫ばれる(これにはかなり疑問があることを強調しておく)中、魚をリリースして楽しむことが矢面にたたないだけありがたいと思う。
釣りという文化が社会的に認められていること、釣りという行為が普通のこととしてとらえられていることがあると思う。
アウトドアブームの中、自然と触れ合う行為としても受け入れられている背景もあるだろう。
ただ、少なくともリリース主体の釣りの場合、傍から見ればただ釣るだけってことになり、魚たちに負荷をかけるだけってことにとらえることもできる。
ルアーをロストしたり、シンカー等もロスト、ラインブレイクすればラインも残るし・・・
自然と触れ合うというと聞こえはいいが、こういう背景があることは決して否定できない。
釣りにのめりこんで行くほど、おのずと自然を大切にしなければならないと思うようになる。
しかしながら、釣りにのめりこむと気づかないうちに自然に負荷をかける自分がいる。
釣りの行き帰り、さらにポイント移動(魚を探すため行く箇所もまわる)もひどいと数十キロ、情報収集のための下見もするしで、気づくとたった数匹の魚を釣るために凄いガソリンの消費量。
ランガンとかっこよく言われてますが・・・
ガソリンの高騰が続く中改めて気づかされている。
自然を大切にしなければならない釣り人が、こうも環境に負荷をかけているという矛盾。
これが最近のとまどいである。
じゃあ、釣りをやめればという話になるが、それができない自分もいる。
狩猟本能としてやりたくなっちゃうと都合のいい言い訳で解釈しているが・・・
魚は釣りたい。
そんな欲にはなかなか勝てない・・・

釣りの内容に戻ると、釣り開始直後にセイゴサイズが1匹。
それから明るくなるまでは数回のアタリがあったのみ。
明るくなるとトップに出るようになった。
しかしながら、何度も出ながらフッキングに持ち込めず。
そのままかけられずに時間を迎えた。

頭の片隅に上記のようなことを思いつつ、やはり釣りを始めると楽しくなってしまう。
なんとも悩ましい。

今日の結果:セイゴ(38cm)1匹

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