佐渡遠征1日目 8月11日(土)
誤算
遠征1日目
フェリーから見た佐渡
今年も行くことができた佐渡。
残念ながら今年はTarakoが参加できず、自分とだいちさん二人。
自分とだいちさんだとかなりいい加減な生活を送ってしまうので、しっかりもののTarakoがいないとどうなるか。
そういう不安はあったものの、釣りに関してはここ2年ほどいい傾向できているので期待感が高い。
楽な展開で良い釣りをしたいもの、というか良い釣りになるとしか思っていなかった。
天気良好。
今年は行く時間帯を遅くしたため、当初気になった渋滞だが、まったく問題なく新潟着。
それからフェリーに乗り、14時30分に佐渡着。
宿にチェックイン後、早々に釣りに動いた。
フェリーに乗る前に今日の段取りをある程度話して決めておいた。
昨年、良い実績をあげた場所2ヶ所をまわる。
おそらくそこである程度の結果が出せる。
そこでの結果をみて、今日の残りのプランを決める。
そんな段取り。
昨年、祭りの関係で十分に探れなかった場所へ。
明るいうちに細かいところのチェックをしておいて、暗くなる前ぐらいから本格的な狙いに入る。
自分の好きな釣り方は、暗くなる前がよろしい。
そこで結果を出せれば、今回の遠征はすぐに起動にのる段取りなのだ。
ところが、この時間帯では何も反応が帰ってこなかった。
これはかなりショッキングな出来事。
水深、潮の流れが好条件の場所では、まず間違いなくアジが釣れる。
そのアジもアナハゼも、他の魚からもコンタクトできない。
かなり不安がよぎる。
完全に暗くなる。
暗くなってからの一つのパターンに移行。
キジハタも狙うがカサゴを重視した攻めをしてみる。
どっちか釣れればいい展開。
だが、これまたアタリすらない。
二人とも同じ。
さすがにこれはまずいと次の場所へ早々に移動した。
本命ポイントへ。
本命のはずだったが、こちらでも全く反応がとれない。
しかし、水中では何やら魚たちが動く気配がたくさん。
そこそこのサイズの魚もいるらしい、ただ何の魚かは断定できない。
キジハタ、カサゴ、ムラソイも釣れない。
メバルでもいるのではないかと判断。
水面付近にいる魚をメバルと仮定して、一度タックルを変更。
メバルタックルで狙ってみるとすぐにバイトが出た。
数投目にヒット。
クククッと走る引き。
これはアジっぽい。
かなり小さいがアジだった。
それから投げるごとにアジからの反応が続いた。
10〜15cmほどのアジがかなりいる様子。
そのサイズなので、ほとんどが抜き上げる前に外れてしまう。
少し様子を見たところでこの場所にも見切りをつけた。
ここまでで、本命に出会っているはずのプランだったので、とても厳しい状況になった。
良い材料が見つからず、また悪い要素も絞りにくい。
さらに様子をうかがう意味で、別の場所2ヶ所をまわってみることにした。
次の2ヶ所はこれまでのポイントとは趣が違うので比較参考になると判断。
ところが最初の場所は予想外に釣り人がいた。
これまではほとんど釣り人に遭遇しなかった場所だったのだが・・・
さらに悪いことには一番狙いたかった場所に、昨年まで無かった船が止まっている。
狙えない。
周辺を軽く探っただけで、即移動となる。
本日の最終ポイントへ。
ここはアクセスしやすいこともあり比較的釣り人が多い場所。
のはず・・・だったが、誰もいない。
あまり人がいないと釣れてないのではと悪い考えが浮かぶ。
だが、考えだけで留まらず、本当に釣果も悪かった。
ほとんど反応らしい反応を得られず。
小魚の気配は物凄くあるのだが、いかんせん狙いの魚が釣れない。
4ヶ所回って最悪のスタートとなる。
まったくもってヒントが得られない。
場所なのか、釣り方なのか、今年が良くないのか・・・
考慮すべき選択肢が増えるばかりで悩ましい。
こりゃ、明日も苦しみそうだ。
釣れないっ
まったくもって完敗。
ここまでへこまされたのは初年度の二日目以来。
おそらく佐渡遠征において最悪
短期間の遠征なのに1日かけて収穫にかすりもしない。
宿へ向かう途中、考えられる状況を二人で練り直す。
明日の動きが一つの鍵となる。
明日は何が何でもヒントぐらいは得たいもの。
完全に予想を裏切られた初日、
期待が高かっただけに困ったもんだ。
誤算なり。
1日目釣果 : Mame アジ数匹(10〜15cm)