福島遠征 2008年5月3・4日(土日)

まいりましたっ


悪天候でした


最近釣りに集中できる状況でなかった。
GW、ここぞとばかりに釣りに集中できる日を作った。
前々から企画していてようやく実現の福島遠征。
しかし、釣行前から暗雲が・・・。
せっかくの釣行なのに、試練がまちうけているような。


1泊2日の予定でだいちさんと二人福島県へ。
近いようで案外足を向けない福島県。
今回はやりたいことがあって、釣果よりも見てくることが一つポイント。
それでよい感触を得られたら、後日また挑戦してみようという段取り。

・・・だったのだが、見事に出鼻をくじかれた。
GWは休日最後まで良い天気だと、天気予報では豪語していた。
見事に遠征前日から天候激変。雨降るわ、寒いわ、海は荒れるわで、最悪の状況一変。
予定していた場所で釣りができん、というなんとも困った状況になった。
仕方なく、荒れても釣りになるところということで、急遽2日間とも沖堤へ上がることに。

沖堤初日。
渡船場には自分たち二人という、連休中にしては予想外の少なさ。
最初に言われた一言が、「根魚、厳しいよ。」
水温が例年に比べてかなり低いのでかなり嫌な予感はしていたが、想像以上に悪いらしい。
そういわれても宿も取ってあり、釣りをするしかない。
とりあえずお勧めのエリアに運んでもらった。

雨は降ったりやんだり、ポイント到着時は雨風とも大したことなし。
この場所の特性なのか、はたまた荒れたせいなのか、水は濁り気味。
見たところ大きなストラクチャーが一つポイント。
それと、堤防基礎部がポイントという感じ。

そうそう、今回荒れていなければメバルが本命、アイナメがおまけってプランだったが、
荒れたためにアイナメ本命、メバルがおまけとなった。
そんなわけでアイナメ狙いスタート。

最初に反応を得たのはだいちさん。
明確な反応だったようだがかけられなかったらしい。
しかし、その反応以降時折バイトが感じられるようになった。
何がいるかはわからないが、ルアーに興味を示してくる魚がいることは確か。
バイトがあっても針掛かりまで至らないところが不安だが・・・

バイトが集中していたのは基礎部付近。
しかし、いい感じにつながらないので別の狙いどころ、ここでは縦のストラクチャー狙いに重点を移してみた。
竿が長目なのでこういうところは難しい。距離感がつかめてから、思うようなところにある程度ルアーを落とせるようにはなった。
釣果を上げるなら一発で狙えるようにしないとならないところではあるんですがねぇ・・・

これは一番いいところに決まったというキャスト。
フォーリング中にラインが止まった。
軽く聞いてみる。
すると魚の反応あり。すかさずあわせて、さらに障害物から引き離しにかかる。
ちょっと変わった構造だったので、掛かってから根に巻かれるのが心配だったが、意外とあっさりかわせた。
そんな感じのあっさりさだったので、小型のシーバスかと思いきや、独特の感触が伝わってくるようになる。
姿も黒っぽい。
あれま、意外とあっさり本命登場。
40cm、とてもいい魚体のアイナメだった。

この手で狙えば、まだ釣れそうな気が。
二人とも期待が高まった。
しかし、それから少したって割と落ち着いていた天候が荒れ模様へと変化。
小雨だったのが本降りに、さらにやっかいな向かい風から横方向の強風。
のわぁ、釣りにくい。

さらに上げの時間帯で狙っていたストラクチャーも狙いにくくなってきた。
そんなに雨は降らないのではと、長靴を選んでこなかったのが裏目にでて、靴の中が水浸し。
思った以上に寒くなるし。集中力が切れそうになるような状況だったが、渡船代を考えるともったいない。
意地でも釣りを続けてやろうとキャストだけは休まなかった。

そんな中、だいちさんが小型ながらもアイナメキャッチ。。
なるほど基礎部でちょっかいをだしているのは、そいつらか。
それまでのバイトの数から魚影はそれなりにあるらしいことは判明。

しかし、それ以降すっかりバイトもなくなった。
アイナメ時合が終わってしまったかのような雰囲気。

雨は止んだが風がどうにもひどい。
ひどい状況だが、あきらめるわけもなく、あっちこっち二手に分かれて探ってみる。
まぁったくバイトもなくなってしまったので、あれこれ手を考えて状況打破を試みているものの・・・。
無念。

かなーり努力だけはしたものの、意外と早く時間が経ってしまい渡船の時間になってしまった。
結局最初のころだけ反応がとれたのみ。
出足がいいと後は悪いことが多いが、まさにそのパターンにはまってしまった。
といってもこの状況なので魚が見れただけでも良かったかもしれないが。
危うく玉砕だったからなぁ

2日目、今日も海は荒れ気味。
迷わず沖堤へ。
しかし、昨日と同じ所もなんなので別の堤防へ。

ここもまた、バイトもほとんどない状況で時間だけが進んでいった。
効率よく探るために今日も二手に別れて探りを入れていった。
だいちさんが行った方では40アップのアイナメが一本あがったらしい。
こちらの方はそういったいい魚があがったところには出くわさず。
もちろん、自分も釣れず。

全く言い訳もない完敗だった。
見事なまでに打ちのめされた。
こりゃあ、借りを返しに来ないとなりませんな。

ここまで魚が見れないとは・・・へこみまくり。

完敗


きっと雨が降るだろうなぁと思っていたらやっぱり雨。
今年の自分のパターンを象徴するような遠征となった。

釣れなかったが、釣れないわけではことも判明。
そして、自分の釣りで足りないものも痛感。
これは他の釣りでもそうなのだが、傾向として苦手なもの。
それをいかに克服するか、
課題中の課題かもしれない。

今年はそこに念頭をおいて釣りをしてきますかねぇ

2日間の釣果 : アイナメ1匹(40cm)

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