仕事柄というか立場上、自分有給というものなし。年休なんてありがたいものもなし。
なので今のところ休みたいときに休めない。
そんな関係で、新婚旅行も時間を取れず。嫁さんにあまりにも申し訳ないのでプチ新婚旅行ということで、この3連休を西伊豆旅行に当てていた。
西伊豆にした理由には、もちろん釣りができたらという思いもあったから。
たまたま前々から行ってみたいと思っていた宿があったのも理由。
明確に何を釣ろうとかそういうものはなく、ちょろっと何かを狙えたらという軽い気持ちで準備だけ持っていった。
あまり釣りに夢中になってしまうと趣旨がずれてしまう。釣りしていいよと言われていても、さすがに気まずさはある。
初日、夕まずめ夕飯前にちょこっと釣りができるように水戸を出た。
ところがさすがに秋の3連休。沼津インターを出てからの混みようが凄かった。
結局薄暗い頃に宿についたため、初日の釣りはできなくなった。
今回泊まった宿はこちら、たーこいずぶるー。
以前にだいちさんと、行ってみますかと話をしていた場所。そのうち伊豆遠征でもやるときには泊ろうと思っていた。
通常価格で夕飯に伊勢エビが1匹ずつ付く期間だったので、夕飯はかなりの量だった。宿泊料から考えたらかなり豪勢。
夕方、釣りには行けなかったが宿の主人からいい情報をもらえた。
ちょっと前、太刀魚・カンパチ・ワラサが上がっていたよとの話。
行く前に下見しといたほうがいいよとの話だったので、明朝に備えて夕飯後早速下見に出向いてみた。
翌朝、時合いもわからんので、ひとまず早めに出撃。宿はいつでも出入り可能なので、釣り人にはありがたい。
ポイントには誰もいなかった。ただ、かなりの強風で海は波立っている。風表にたつと何をやっているのかわからないぐらいだ。
波立ってしまって、下見の時に見れたような潮目なんかは全く見えなくなってしまっていた。
せっかくの伊豆なのに、この状況はどうなのよ。
明るくなるにつれ、徐々に釣り人が増えてきた。
何もわからん場所なので、他の釣り人の釣りは参考になる。
明るくなってきてもなかなか状況は変わらない。ルアーマンもいるものの、ヒットしている様子は見られない。
エサ釣りの人には時折何かが掛かっている様子。ただし、青物や太刀魚があがっている姿は見ない。
それからだいぶ経ってようやく、近くにいたルアーマンに太刀魚がヒット。指3本ほどか、先日は4、5本級があがっていたようなので小型というところか。
そのあと、自分にもそれらしいバイトがあった。しかし、これはすぐにばれてしまった。歯型とバイトの感じからおそらく太刀魚。
他の人たちも各所であれこれやっているようだったが、青物には遭遇せず。
常連さんらしい人たちの会話を聞いていると、今日はさっぱりダメらしい。
やはりこの強風で様相が変わってしまっているようだ。
ノーフィッシュのまま終わるのは悔しいので、ひたすら魚を求めていると、気持ちが通じたのか何かがヒット。ただし、軽い。
上がってきたのはカマス。30cmほど。
カマスは群れているので、続けざまにあがるかと思ったが、これ1匹で終わってしまう。
朝食の時間には帰らないといけないので、その1匹だけで釣り場を後にした。
これは明朝も挑戦か。
午前中は観光で、午後2時間ほど釣りをする時間をもらえていた。
午後はエサ釣りをやって、夜はちょろっとルアーでもって考え。
しかし、午後になっても強風変わらず、むしろ朝よりもさらに強くなったような。
エサも買ってしまったので、強風の中釣り開始。
どこか風裏まで行くという方法もあったが、移動時間とか考慮すると悩ましい。そのため朝行った場所で、背中に風を受けるポイントへ。
投げとけば何かは釣れるだろうと、とりあえずちょい投げ。カワハギが釣りたいがこの風ではどうだか・・・
なかなかアタリがない。思ったより根がないせいか、ベラもこない。
砂地が主体ではあるので、シロギスならと思っていたが、これもまた反応なし。
あちこち探って探って、ようやくアタリ。
20cmほどのシロギス。
いるではないか。これなら続けていけそうな雰囲気も。
そう思ったのだが、これが単発。次がまた沈黙。
また探って探って、相当経過してから1匹追加。
そして、ここでタイムアップ。
風は相当強いが餌釣りなのでどうにかなるさと思ったのが甘かった。
かなりの撃沈モード。
夜も行く手はずだったが、風が治まらず断念。
明朝も起きてはみたが、これまた同様の状況にて断念。
さすがに新婚旅行の手前、無理して時間を割くのもどうかと思ったって一面もある。
どこか頭の片隅にそんな思いがあったので、あまり釣りをした実感はなし。
実際釣りをした時間も短かったし。
今度は釣りという名目のもとにきてみたいところ。
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